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弱小IT社長のひとりごと
~この国の若きITエンジニア達へ~

【第21回】酒と泪と…

2023-10-16

タイトル、我ながら古いなあ…

 

今回のテーマは「男と女」についてです。

あ、恋愛話ではありませんよもちろん!

 

「ITエンジニアという職業に、男女の性差による違いは何かあるか?」

というテーマです。

 

思えばこの業界も、昔はご多分に漏れずとにかく「男社会」でした。

 

理系業界でもあり、長時間労働も常態化していた時代には、プロジェクトチームメンバーの女性比率は多くて概ね5人に1人、といったところでした。

(これを「ゴレンジャー比率」と言うとか言わないとか…)

 

ともあれ人数構成が男性多数なので、職場の雰囲気というか、飲み会の話題というか、つまりまあ男性中心で構成されていたものです。

 

そんな中、若い女性プログラマーももちろんいました。同世代の男性メンバーに混ざって(オジさんたちに若干ちやほやされながらも)バリバリに仕事頑張っていました。

 

四半世紀以上昔の話ではありますが、男女雇用機会均等法はとっくに施行されていました。

 

当時から思っていましたが、情報システム開発という仕事において、「男女の差」はほとんど、いや、全くありませんでした。

 

もちろん「できる人」と「そうでない人」はいましたが、それは個人差によるもので、性別とは無関係です。

 

唯一、考慮されていたのは、

 

「さすがに女性に徹夜突貫仕事は(できるだけ)やらせない」

 

と言うことくらいでしょうか。

(できるだけって…(苦笑))

 

あれから四半世紀が経ち、時代は本当に変わりました。

 

プロジェクトメンバー男女半々ということも当たり前になりました。

(当社の社員男女比も完全に半々です)

 

それから。

あらかじめ予定されていたリリース作業などならともかく、単に進捗遅れを取り返すための徹夜突貫仕事なんて、男女の別なく、そもそもやってはいけないことでした。

あれ、健康害する上に判断能力も作業効率も落ちて結果的には進捗も上がらず、何ひとつ良いことなどありません。謝りましょう同世代。

(運動部の「水飲むな!」と同じで、今思うと本当に何の意味があったのやらと…)

 

はい、結論です。

 

ITエンジニアという職業に、男女の性差による違いは全くありません。

(当社実績による)