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弱小IT社長のひとりごと
~この国の若きITエンジニア達へ~

【第37回】小規模SES企業所属の若手ITエンジニアに告ぐ

2024-02-13

さて、小規模SES企業所属の若手ITエンジニアの皆さん。

 

現在のあなたのITエンジニアとしてのスキルレベルですが…

市場の要求と比した場合、大変失礼ながら、かなりの確率で、

 

あなたが思っているよりも、ずっと低い

 

と思います。

 

思い浮かべてください。

あなたの周りにいる、あるいは、あなたがこれまでの仕事で関わったことのあるITエンジニアの中で、最も優秀な人。

 

理解力が物凄くて会話も巧み。どんなプログラム言語だろうがすぐに吸収して優れたプログラムが書ける。設計やらせれば一発で核心付いたシステム設計してしまう、そんな人です。

 

そう。

 

その人、「普通」なのです。

 

語弊があるようなら、「基準」と言い換えれば良いでしょうか。

 

「プロフェッショナルとして報酬を受け取るに値する」という意味で。

 

だから、その人のレベルを「基準」と捉えましょう。

 

「あの人は特別。私に同じことをできるわけがない」

「あの人と同じレベルになんて、なれるはずがない」

「あの人は高収入だから出来て当然。私はそこまで高くない」

 

などとは絶対に思わないでください。

 

だってそれ、

「職業人として成長する機会を、自ら放棄している」ということに他ならないのですから。

 

出来ないこと、わからないこと、仕事が遅いこと、最初は仕方ありません。

 

でも、去年より今年、今年より来年、「できる」「わかる」が増え、仕事はどんどん速くなっていく必要があります。「絶対に」です。

 

そのためにどうするか、ですか?

 

自分の現状に満足することなく、常に向上心を持って仕事に向き合いましょう。

今日できなかったことでも、明日はできるようになりましょう。

実務以外でも勉強を続けましょう。

そして、あなたの周りにいる「普通」レベルのエンジニアに徹底的に教えを乞いましょう。

 

それすらできない状況なら…

「環境を変える」ことも視野に入れた方が良いかも知れません。